のばんぐみ

「伊集院光のばんぐみ」のDVDを見た。

伊集院光のばんぐみのでぃーぶいでぃー vol.1 [DVD]

真剣じゃんけんは面白かった。
伊集院の知的・悪魔的な笑いが滲みでてる感じ。
ルールや制限を設けた上でゲーム的な話を進めていくところに「幽遊白書」の冨樫と趣向は似ている印象も受けた。

自分だったら何を出すか。

芸人という身分だったら絶対に勝つ気で臨むことを前提に考えると、表面的に一致した手に勝つ手を常に出し続けることになると思う。グーで一致すれば、パー。
そうすれば、他のグループの密談で出し抜かれない限り負けることはなく、勝つか引き分けしかないので、常に優位な立場でいられるはず。
それに、２回目以降はだんだんと考える時間も減るし余裕もなくなるはずなので、裏の裏を取る手（上の例だとチョキ）を取る人も少なくなるだろうし、これが一番勝率高い作戦と思う。

で、この作戦を成立させるために、皆で一致した手を出そうというムードつくりに奔走することになるのだろう。
そういう意味で高橋はかなり手柄大きいと思う（高橋自身の結果はアレだけど）。あと、浜ロンもいろいろと頭を働かしているようで、印象上がった。

「２回目の人」用という映像は、「あのとき心中ではどう思っていたか」という後日談的なインタビューをまじえての映像。
ヤマの狭量っぷりと、白鳥のおブスキャラが笑える。あと、川村のうわの空っぷりも。

伊集院のラジオを聞かなくなって久しいけど、やはり伊集院の関わるものは面白いなーと実感。
正直、７０００円は高いんだけど、番組復活と伊集院への応援の意味も含めて、思い切って購入してしまいました。後悔は少しだけしてる。
いや、嘘です。皆、番組復活のために買って下さい。つーか知的な面白さを求める人には是非。