Radiohead「In Rainbows」
Radioheadのニューアルバム「In Rainbows」を聴いた。
とにかくギターの音色とトムヨークの歌声が美しい。メロディーが素晴らしい。
「15 step」今作のベストトラックの一つ。イントロが一昔前のニューウェーブな感じでゲッと思うものの、ギターが入ってくるところから鳥肌。「Bodysnatchers」は、Primal Screamがやりそうなデジタルロック?のような印象。疾走感にあふれる名曲。
今までのライブアレンジが素晴らしかったためか、「Arpeggi」「nude」はちょっと残念な出来に感じたが、どの曲もシンプルで洗練されていながら、非常に濃密。
とにかくこのバンドの良さは、メロディーの良さと、ギターの音色と、トムヨークのファルセットを聴かせたきれいな歌声だと思うのだが、そうした彼らの実力が十分に発揮された快作。
近時、よく比較されるTV On The Radioの最新作よりも、こっちのが断然好きだな。
OK以降、いわゆる「ロックの革新的な部分」を担わされてきた彼らが気負うことなく等身大の彼らの魅力を詰め込むことに成功したこの作品は、彼らが少なくともトップランナーの一人だということを印象付けるには十分だといえるのでは。
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