冬の夜風が心地よくなるリスト

夏より冬派の自分にとって、このひんやりとした寒さが大好きで、それにマッチする音楽を探すのがこの季節の恒例となっています。前回の、冬の冷たい夜風をもっと冷たく感じる?「重くて鋭い音楽」に引き続き、今回は、夜風を心地よく感じられるアルバムをリストアップ。聞くと温かい気分になるとかではなく、透明な音が空に広がっていく心地を味わうことができるアルバムを選びました。でも意外と癒しの効果もあったりするかも。

1.Alva Noto「Xerrox Vol.1」

Xerrox 1

Xerrox 1

2.Arturo Benedetti Michelangeli「Debussy: Preludes (I); Images」
ドビュッシー:前奏曲集第1巻

ドビュッシー:前奏曲集第1巻

3.The CarpentersCarpenters Gold」
Gold: 35th Anniversary Edition (Aniv)

Gold: 35th Anniversary Edition (Aniv)

4.Coldplay「A Rush Of Blood To The Head」
A Rush of Blood to the Head

A Rush of Blood to the Head

5.Nick Drake「Pink Moon」
Pink Moon

Pink Moon

6.SlowdivePygmalion
Pygmalion

Pygmalion

7.The Durutti Column「The Return Of Durutti Column」
Return of the Durutti Column

Return of the Durutti Column

8.Elliott Smith「Good Will Hunting」
Good Will Hunting: Music From The Miramax Motion Picture

Good Will Hunting: Music From The Miramax Motion Picture

9.ハナレグミ「hana-uta
hana-uta

hana-uta

10.羅針盤「ソングライン」
ソングライン

ソングライン

1はエレクトロ部門。グリッチノイズにコピー機、空港の音が乗っかる面白音楽。坂本教授と交流あり。教授やコーネリアスの音楽が好きなら絶対気に入る。
2はクラシック部門。ピアノ独奏。静かで深い音。深い海や深い森にいる気分。音の透明感がヤヴァい。
3はポップス部門。ご存じ。「Rainy Days And Mondays」「I Won't Last A Day Without You」が好き。もの悲しくもあるが、とても美しい音、声。このシチュエーションでこそ向き合える音楽。
4はロック部門。ご存じ。1曲目と2曲目ばかり聞く。シンプル。音の響きがいい。
5はポップス部門。1曲目と2曲目、4曲目あたりが好き。
6はロック部門。ギターロックバンドが音響にぐっと傾いたラストアルバム。浮遊感がたまらない。ラブレスよりも深い世界に到達。ギターロックの限界値を更新。マイブラも次はここらへんに行くのではないかと予想。
9は邦楽ポップス部門。声がすごくいい。ラストの「そして僕は途方に暮れる」は名演。歓声も静かで優しい。


こういう音楽リストは、完全に自己満足のものだけど面白いし、後から振り返ってみて自分がどういう音楽をどういう気持ちで聴いていたかが確認できるので、色々とやってみたいと思う。集中したいときに聞くアルバムリスト、朝聞くのにピッタリのアルバムリスト、卒業シーズンにピッタリのアルバムリストなどをやってみたい。