今週聞いた音楽

宇多田ヒカル 最近2作
HEART STATIONULTRA BLUE

宇多田ヒカルの音楽性やパーソナリティが大好きだ。
まず、圧倒的なサウンドのセンス。極限まで洗練された歌謡曲ポップス。
そして、とにかく歌詞が現実的。現在の苦悩や将来への不安を堂々と歌い上げるものがほとんど。現状分析と危機管理を踏まえた上でそれを強烈なモチベーションに変えて自らを突き動かしていこうとする彼女の現実志向・上昇志向がみてとれる。こうしたリアリティーのある音楽ってなかなか無いと思う。
あと、女の子女の子してないところが自分みたいな成年男子にも取っ付きやすい。

再度のアメリカ進出の準備を進めているらしいけど、ぜひ成功して欲しい。日本が誇るこれだけの才能なんだし、あのまま失敗という形で終わって欲しくない。日本人的な感情のまま歌い上げるシンガーはむこうの本格R&Bと同じ土俵でタメはるのは難しいのかもしれないけど、あのメロディーセンスは普遍的なものだと思うし、スタイル次第でチャンスはあると思う。


・N.E.R.D 『Sooner or Later』
このPV最高。(けど、どれも埋め込み不可。)

Seeing Sounds (Clean)

Seeing Sounds (Clean)

・Antony & the Johnsons 「The Clying Light」

Crying Light

Crying Light