ワンピースとH×H

・ワンピースとハンターハンターが熱い展開になってきた。
ワンピースではエースが討ち取られ黒ひげが登場して戦争編のクライマックスへ。脱出編からずっと高いテンションを保っているのが本当にすごい。
ハンターハンターは突入してからのグダグダとした展開にうんざりしていたのだが、零を打った後のネテロの姿には久々にドキリとした。ピトーの禍々しいオーラ以来かもしれない。
単純な力勝負にしたくないという作者の意思は十分に伝わるのだが、幽遊白書での飛影の壮絶な斬り合いのような凄いバトルを過去に見てしまっているので、それに匹敵するバトルを単純に見てみたいといつまでも思ってしまうんだよな。

最近聞いた音楽

銀杏BOYZ アルバム・シングル色々
ゼロ年代の音楽 壊れた十年」を読んで、改めて聞きたくなった。
峯田和伸&ヒズ・マジック・バンド」という表現が面白かった。
今更「セカイ系」がなんだというのも流行らない話だが、メロディーの良さや爆裂サウンドを含め、やはりとても面白いバンドだ。
作を追うごとに音がどんどんクリアになっていってるのが次作でどう転ぶのかが注目。
相対性理論のようにフュージョン的な方向への変化・・・ってないよな。

ボーイズ・オン・ザ・ラン

ボーイズ・オン・ザ・ラン

ゼロ年代の音楽---壊れた十年

ゼロ年代の音楽---壊れた十年

ostooandell 「music」
とにかく「君はまるでダンスしてるみたいに」が白眉。
当時はベースレスの3人組、現在は4人組になっている模様。
PolarisLampに似た雰囲気を感じるし、跳ねまわる感じはチャットモンチーのようでもある。
music

music

・D'Angelo 「Brown Sugar」「VooDoo」「I Found My Smile Again」
J Dillaの流れから、突然聞きたくなった。
甘くてクール。
切れ切れの演奏と浮遊するボーカルが最高。
ポップな1stも尖った2ndも最高。
2ndは人生のベストアルバムのトップ10に入ると思う。
ベストトラックは「I Found My Smile Again」と「Feel Like Makin' Love」。
去年の夏には待望の新作が出るとかいうのがニュースになったが、当然のように立ち消えに。(bounce.com)
マイブラといいDといい・・・。期待度が大きい分、がっかり感がデカイんだよなー。

BROWN SUGAR

BROWN SUGAR

VOODOO

VOODOO

やっと週末

・今週は盛りだくさんの1週間だった。
担当弁護士から課せられる普段の訴状・弁論要旨等の起案だけでなく、弁護士会の課題や即日起案、それ以外にも、弁護士との懇親会×3、他の修習生と日帰りスノーボード、突然の帰京(始発で戻るのがきつかった・・・)など。
弁護士会の課題が激重。提出日直前にあせって始めたためか、久しぶりに夜寝る時間を削って起案していた。
・3年ぶりに行ったスノーボードがダメージ大。普段の運動不足がたたって筋肉痛がひどい。
・今日は寝不足と筋肉痛を癒すべく家に一日中いたのだが、盛りだくさんと言えば盛りだくさんだった。オリンピックの開会式、朝日杯の準決勝と決勝、Ustreamで生中継された坂本龍一津田大介との対談など。家事を色々しながら見ていたのだが、特に朝日杯とUstreamはどれも見入ってしまうほど面白かった。
・朝日杯は羽生名人対久保棋王の対決。王将戦と同じカード。王将戦を意識したためかどうか分からないが、久保棋王は先手にもかかわらずいつもの早石田ではなくゴキゲン中飛車を採用。両穴熊の戦いに。
羽生名人の攻めが続き、解説の木村八段いわく「先手が悪い手を指した訳ではないのに」羽生名人が勝利。初優勝というのが意外。
王将戦は久保棋王が勝ち越しているが、実力伯仲の二人のこと、今後も熱い戦いが期待できそうだ。
・教授と津田氏の対談は、著作権の話やTwitter論、音楽形態に関する話など、音楽からテクノロジー、社会論にまたがる内容となった。ながら聴きするのに全く適さない内容で困ってしまった(笑)。
ビデオも公開されているので、見てない方は是非。
SoundCloudって初めて知った。
http://www.ustream.tv/recorded/4687750
・他には、昨日買ったばかりの「ブリティッシュオルタナティヴ・ロック特選ガイド」を読んだ。
1978年から2009年まで、8年ごとに4つの章に分かれ、章ごとにジャンルの解説、要人のインタビュー、ディスクのレビューを収めた内容。
網羅的に収めることを主眼においており、過剰なピストルズ論やOKコン論等を一切とっていないのが好印象。

ブリティッシュ・オルタナティヴ・ロック特選ガイド

ブリティッシュ・オルタナティヴ・ロック特選ガイド

最近聞いた音楽

進行方向別通行区分 アルバム色々
Radiohead ハイチ救済のチャリティ・フリーライブの音源
・The Invisible 「The Invisible」
去年のマーキュリー賞を獲得したデビューアルバム。ポストロック特有の冷めた音使いが基本にありながら、不思議な高揚感があるのが特徴的。カラフルで肉体的なTV On The Radioに対して、モノクロでインテリ的な印象。今の季節にピッタリかもしれない。シングルにもなった「London Girl」に尽きる。この曲のようなピカピカに洗練されたポップがアルバムを占めるようになれば、凄いことになるのでは。

The Invisible

The Invisible

J Dilla 「Donuts」「The Shining」
id:post-itさんが紹介されていたものを初聴。既に故人であるらしい。A tribe called questDe la soul、Commonなどに関わっていたという時点で自分にとってヒット。
「Donuts」は一分弱のインスト曲が31曲という構成のアルバム。
ソウルフルで甘い雰囲気に包まれながらも、メリハリがあって大味・大胆な印象。一曲一曲は短いが、統一性があるので、ぶつ切りという印象はなく、構成の妙として自然と耳に入ってくる。
緻密な「Entorducing...」と対照的なサウンド。享年と曲数の皮肉な合致が悲しい。
Donuts

Donuts

Shining

Shining

Massive Attack 「Heligoland」
Heligoland

Heligoland