最近聞いた音楽
・Ciccone Youth 「The Whitey Album」
ソニックユースのメンバーによる変名バンド。ジャケットはマドンナの顔の接写画。
マドンナのカバー、無音トラック、やけっぱちヒップホップなど、バラエティー豊富な内容。ソニックユースのアルバムのような張りつめた緊張感はなし。初期Beckが好きならハマるはず。
ソニックユースの作品を聞く度に思うのは、インストだったら絶対に気に入るのになー、ということ。ボーカルの煮え切らない声があまり好きでないのでハマり切れなかった。しかし、この作品はボーカルの声自体がかなり加工されているのでそういった拒否反応は出ず、素直に気に入ることができた。
「Burnin' Up (Mike Watt Original Demo)」がベストトラック。うねりまくる低音ギターリフがかっこよすぎ。「Into the Groove」もいい。
- アーティスト: Sonic Youth
- 出版社/メーカー: Geffen Records
- 発売日: 2006/03/14
- メディア: CD
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・Katerine 「Les Mariages Chinois Et La Relecture」
amazonで200円だったので購入。曲はどれも1分前後。最終曲のみ17分。ファウストを感じさせるコラージュ曲。脈絡なくギターノイズが現れたりする。かなり壊れてる。ある意味このアルバムの肝といえそう。とはいえ、シャンソンを感じさせるポップな曲が中心。音質は非常にチープ。掴みどころのないメロディーが浮かんでは消えていく。バンド演奏と弾き語り形態だが、Aksak Maboulのような摩訶不思議ワールドを感じさせる。
- アーティスト: Katerine
- 出版社/メーカー: Barclay
- 発売日: 1993/05/24
- メディア: CD
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・Yo La Tengo 「I Can Hear the Heart Beating As One」
初めて聞いた。USの3人組バンド。ペイヴメントのようなローファイなサウンドとマイブラのようなシューゲイズサウンドが同居。しかもメロディーが絶品。これは凄い。何となく聞かず嫌いしていたが、演奏している動画を見たら一目で愛着が沸いた。「Sugarcube」は超名曲。
I Can Hear the Heart Beating As One
- アーティスト: Yo La Tengo
- 出版社/メーカー: Matador Records
- 発売日: 2009/11/02
- メディア: CD
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・Super Furry Animals 「Rings Around The World」
これも初聴き。フレーミング・リップスを思わせるサイケな音響と暖かいポップなメロディーが印象的。唐突にテクノなビートが乱れこんできたりするところも面白い。ジャケットがよく表しているような極彩色のサウンド。
Rings Around the World (Bonus CD)
- アーティスト: Super Furry Animals
- 出版社/メーカー: Xl Recordings
- 発売日: 2002/03/19
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・The Moldy Peaches 「The Moldy Peaches」
アンチ・フォークなるジャンルにカテゴライズされるグループ。ベックもここに入るらしい。ジャケットからも分かるように、チープでローファイ。男女ボーカル。ユルユルのバンドサウンドと弾き語り。突如ノイズが入ったりすることも。意外と即効性の高いキャッチーな曲多数。tr1,2,4,10,17など。tr10は映画「JUNO」のサウンドトラックにも入ってるらしい。他にも、tr5,9などが壊れてて面白い。これは掘り出し物だ。
- アーティスト: Moldy Peaches
- 出版社/メーカー: Rough Trade Us
- 発売日: 2005/01/25
- メディア: CD
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